こんにちは!
自由度高めのFPよりお送りしております、ちょっとだけためになるお話し。
今回は
「家」
についてお話ししていけたらと思います!
みなさん、どうでしょう。
人生の3大買い物の家についてどんな考えをお持ちですか?
男たるや、一国一城の主人でなければならぬ!
という方や
身軽に時代背景に合わせて動きやすい賃貸派だよ!
という方。
それぞれのお考えがありますが、どちらが間違っていると思いますか?
そうですね。
間違いはありません。
人それぞれですから!
このスタンスは決してくずしません。私。
崩れてきたら、どうぞお叱りください!笑
このような、購入派、賃貸派のほかに戸建派、集合住宅派など、家に関しては議論がつきません。
ただ、どの派閥(笑)にも一つだけ共通していることがあります。
少なからず、お金がかかることです。
購入派の方は、言わずもがな住宅ローンや修繕積立金や各種税金
賃貸派の方は、家賃や引越しした際の初期費用
そして、次回以降のお話しになりますが、ご実家を継がれる方も相続税や名義変更に伴う各種費用
など、住宅に関して、生きていく上ではそれなりのお金を支払って行くことになります。
私のお客様では、住宅購入前にライフプランニングを初めて、そして、再度ご希望される方が大変多くいらっしゃいます。
今後の人生設計において、重要なポイントですからね。
今回はその中でも一番ご相談の多い
「住宅ローン」
について少しだけお話しできたらと思います。
ご自宅を購入された方、ご検討中の方は改めてのおさらいになりますが、住宅ローンには
固定金利型
変動金利型
固定金利選択型
があります。
読んで字の如く、金利がずっと固定なのか、年に2回見直しがあり変わるのか、その両方をMIXしているのかの違いです。
この金利に関しても一長一短あります。
固定金利は、完済まで金利が変わらないので先々の見通しが立て易い。だけど、変動金利に比べて金利は高い。
変動金利は、金利が固定金利に比べて低いですが、5年に1度返済額の見直しがあり、先々の見通しが立てにくい。
そして固定金利選択型はどの程度固定金利期間を設定するのが良いのか分かりにくい。
最悪の場合、固定金利型と変動金利型のデメリット部分だけ引き受けてしまう可能性がある。
ざっくり言うとこんな感じですね。
迷いますよね。笑
じゃあ何がいいの?というのはそれぞれのライフプラン次第です。←お決まりですね
では、そのローンはどこで借りるの?
いや、馬鹿か。そんなの銀行に決まったるだろ!
と思われる方もいらっしゃると思います。
馬鹿は否定しません!いい意味で(笑)
でも実は、銀行などの民間金融機関と公的な期間の住宅金融支援機構でも融資しています。
さらにまたその2つをMIXした融資もあります!
フラット35というものを聞いたことがあるでしょうか?
それです。
フラットと言っているくらいなので金利がフラット、固定金利での住宅ローンになります。
申し込み基準や条件など詳細はありますが、ポイントとなるのが
・年収400万円未満ですと年間合計の返済額が30%以下の融資額
・購入代金の90%超の融資は金利が高くなる
というところがローン取り組みの目安となるところでしょうか。
ですが、保証人や保証料が要らなかったり、繰上げ返済の手数料がいらなかったりとメリットもあります。
あと、あまり知られていないことですと、リフォーム代金は使用できないのですがセカンドハウスの融資には使えるということなど将来的なプランにも活かせることが実はあったりします。
その将来的なプランで重要になるのが、長いローンの出口、つまり完済時期についてご相談いただくことも多々あります。
ご相談いただく方の多くは「早く住宅ローンを終わらせたい」という方が多いです。ごもっともです!
ライフプランニングでは、現役在職中にローンを支払い、退職金で完済しようと考えていらっしゃる方が多く、長期の資金計画に展望をお持ちで、とても感心することが多いです。
ただ、ご自身の退職金の目安がイメージできていらっしゃらない方も多く、ライフプランニングを通じ興味を持ちご自身で調べていただいた方もいらっしゃいます。
その結果、ローン返済額は退職金でちょうど賄えそうです!よかった!とおっしゃっていただいたこともあります。
?
??
実は、よくなかったんです。
確かに、住宅ローンの繰上げ返済には2種類、返済期間短縮型と返済額軽減型があり、返済期間短縮型のほうが、利息軽減効果は高いのです。
この方のように、退職金で返済期間を短縮して、住宅費の支払いが完了するのはいいですが大きな落とし穴があったのです。
単純にいうと、老後資金の準備がとある理由で難しく、金融資産が赤字に転落する可能性が非常に高く、数年間、生活費が捻出できなくなる事態が予想できたのです。
より多くの方のお役に立てるのならと具体例としてこうして匿名での公表に了承していただけたので、お話できておりますが、身バレ防止のため、詳細は伏せますが繰上げ返済のタイミングと方法を工夫し、安心したライフプランを作成することができました。
このお客様も、ライフプラニングをせずに退職金をそのまま住宅ローンを全額返済していたらと思うとゾッとしたよ。とおっしゃって下さいました。
もちろん今後、このライフプランは変わっていくとは思いますが、将来設計のベースであることは間違いありませんよね。
今、ご自宅のご購入を検討されていらっしゃる方、
いつか自宅をご購入を検討しているもののタイミングがわからない方、
今の住宅ローンで払い続けて行ってもいいのか不安を感じられている方、
住宅ローンの借り換えをご検討されてらっしゃる方、
・・・
どんなお悩みでも大丈夫です。
どうぞ、お気軽にお声かけ下さいね。